まあ収録曲自体はチャックベリーだなって感じなのだが、面白いのはアルバムアートの
including “Memphis” and “Surfin’ USA”
という文言だ。サーフィンUSAはビーチボーイズの曲で、もちろんこのアルバムには入っていないのだが、チャックベリーがSweet little sixteenの盗作だと訴えた曲である。サーフィンUSAはSweet little sixteenよりずっとヒットしたのでかなり恨んでいたのではないだろうか、、、
同じような話にビートルズのCome togetherをYou can’t catch meのパクリではないかと訴えたという話もある。(これはジョンレノンが自分のソロアルバムでYou can’t catch meをCome thogether風にカバーするという謎の解決法で解決されている)
Johnny B Goodeの曲のイメージでチャックベリーは細かいことは気にしない、一本のギターさえあればなにもいらない男!みたいに思ってる人が多いと思うが、実のところは細かいことに厳しい職人気質のミュージシャンのようだ。ライブ映画、ヘイル!ヘイル!ロックンロール!などを見るとよくそれが伝わってくる。(というかみんな、ロックンロールに著作権はないから!、みたいなテンションでロックンロールのリフとかメロディをパクリすぎなのでは、、、)