Score: 10/10

知られざる名盤、これ以上リアルなブルースのライブアルバムは存在しないのではないだろうか
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ブルースのアルバムなんて、言ってしまえば眠くなるようなものも多いが、このアルバムはその生々しさに目が冴えてしまうほどだ。ちょっと聞く気が起こらないほどダサいジャケだが、偏見を捨てて聞いてみてほしい。

ブルースブラザーズにも登場した、シカゴのマクスウェルストリート・オープンマーケットでの路上ライブを収めたアルバムだ。あまり情報がないのだが、And This is Maxwell Streetという名前で発売されていたロバートナイトホーク名義のCDと同内容のようだ。

https://www.amazon.com/This-Maxwell-Street-Robert-Nighthawk/dp/B00004YN9X

このページの説明によると、1964年にマイクシェアという監督のAnd This Is Freeというドキュメンタリー映画のために収録された音源のようだ。主には、ロバートナイトホークとキャリーベルが、地元のミュージシャンらと一緒にセッションをしている音源らしい。ロバートナイトホークはハウリンウルフやマディウォーターズより少し前から活動していたギタリストで、キャリーベルはポストリトルウォルター的なハーピストである。

路上ライブならではの荒々しい楽器の音と観客らとの掛け合いが素晴らしい。チェススタジオで作り込まれたブルースアルバムは数多く残っているが、スタジオの外の雰囲気を知れるアルバムはなかなかないのではないかと思う。雑な録音だからこそ強調される、ラフなグルーブが本当にかっこいい。個人的には「名盤」とされる有名なブルースアルバムに肩を並べる、またはそれ以上の名盤だと思う。Vol.1 もあわせてどうぞ!




   
   



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