Score: 9/10

女声詐欺バンド
Reviewed by take

Twitterで「人はみな、一度も見たことのない麦わら帽子をかぶったワンピースの少女に郷愁を感じる」、みたいなツイートを見かけたのだが、僕はこのアルバムの一曲目「Open」を聞くと、なぜか一度も行ったことのない北欧の田舎の海岸が懐かしくなる。(PVに引っ張られすぎかもしれない笑)。

聞くところによると、北欧の人は自然の風景に色彩が少ないからカラフルなものが好きで、だから家もカラフルだし、きゃりーぱみゅぱみゅがヒットした、、、らしい(?)。このアルバムのサウンドも色々な音が使われているのに、どこかモノクロ感があるように感じるのも北欧のイメージと合致する。(アルバムアートに引っ張られすぎかもしれない、、、)

かくいうRHYEはぜんぜん北欧のバンドではなくロスを拠点に活動するインディーソウルバンド。なのだが、ボーカルのMichael Miloshはカナダ出身、楽器を演奏するRobin Hannibalはデンマーク出身らしい。やはり緯度が高い。

「インディーソウル」という響きに釣られて手に取ってみた記憶があるのだが、よくある「ソウル」のようなドライブ感はなく、落ち着いた、静かなソウルサウンドになっている。アルバム名、そして最後の曲名にもなっている、Woman、という感じは最初に聞いた時はそこまでピンとこなかったのだが、何度も聞いているとだんだんとしっくりくる。東洋的にいうと、「月」のような感じだろうか。トリアーの「メランコリア」みたいなイメージ。

で、ボーカルをすっかりシャルロットゲンズブールみたいな女の人だと思って、透き通った歌声だなと思い聞いていたのだが、ライブ動画をみてみたらけっこう毛深い感じの男だった(!)テームインパラみたいに、裏声で歌う男性ボーカルはあまたといるが、このバンドはかなり擬態しているのではないだろうか、、、完全に釣られた、、、




   
   



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