Score: 9/10

多忙の中ノルマを達成するために作った、ビートルズのルーツが垣間見えるアルバム
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クリスマス商戦のために作ったアルバムらしいが、曲の多くが恋にこがれるようなものではなく、内省的な曲が多いアルバムである。世界一のアイドルがクリスマスに出すアルバムで「I’m a loser」なんて曲を歌うの、尖りすぎである。さすがビートルズ。

このころ、ビートルズは1年にアルバムを3枚出すという条件でレコード会社と契約していた。アルバムを間に合わせるためかRock’n’Roll MusicやMr.Moonlight、Kansas Cityなどのカバー曲が多く収録されていて、ビートルズのルーツとなっている音楽が伝わってくる。

ジョンのボブディランへの、ジョージのチェットアトキンスへのあこがれが絶妙に絡み合い、このアルバム独特の雰囲気を形作っている。個人的にはB面のエヴリリトルシング、パーティーはそのままに、ホワットアーユードゥーイングのたたみかけが好きである。どの曲もビートルズにしてはシンプルな曲で、あまり有名ではないが、この切ない感じは萎えてるときに聞くと染みる。




   
   



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